| [原因と対策] 雨ざらしにしたまま放置したり、洗った後に水分を拭き取らず自然乾燥をした時に起こります。ボディーに残った水玉のレンズ効果で太陽光線と焦点が合い、塗膜が侵食されてシミのような陥没した水滴跡が塗装面に出来ます。これがウォータースポットです。除去するには、塗膜(クリアー層)を研磨して侵食された最低部まで下げる必要があります。 ひどく陥没したものになると、クリアー層を侵食して貫通する程でその場合は磨いても除去できません。直射日光下での洗車を勧めない理由はこの為です。※極端に状態が悪いものはプロに任せるのがベターです。 [用意するもの] - 洗車用品一式※
- SPネンドまたはアイアンフロート
- マスキングテープ
- ネル地
- 手磨き用スポンジ
- ミクロクロス
- コンパウンド
- 185ウレタン・ウールバフ
- シングルアクションマシン
※水道 ホース バケツ 洗車用スポンジ 超濃縮シャンプー または オイルクレンジングS ナノファイバークロス(スピードクロス) [注意点] - 直射日光下や砂埃が舞う環境で作業しないこと。
- 放置乾燥に注意し、すすぎを十分に行うこと。
- 換気の良い場所で作業すること。
[手順] - AまたはBのいずれか
A.対称面にワックスやコーティングが施してある場合、作業の妨げになりますのでオイルクレンジングSなどであらかじめ除去願います。( WAX分の除去方法) B.妨げになるものがない場合は超濃縮シャンプーを使った洗車からはじめてください。( シャンプー洗車方法) - ボディーが濡れたままの状態で、付着した異物を以下の順で除去していきます。 虫や糞 → 軽度の鉄粉・ザラツキ または 重度の鉄粉・ザラツキ → ピッチ・タール 該当しない項目は飛ばしても構いません。
- 適当な大きさに切ったネル地または手磨き用スポンジを軽く湿らせたものに、3Mハード2-Lを付けてドアノブやエンブレム周辺など、バフが入らない部分をマシン作業前に手で磨いておきます。(対象部分は濡れたまま作業して構いませんが他の部分は放置乾燥させないように、あらかじめ水分を拭き上げておきます。)
- ボディーをすすぎ、水分を拭き上げて乾燥させます。
- 窓枠のゴムや未塗装モールなどバフ作業の際にコンパウンドが付着してはいけない箇所をマスキングします。
- コンパウンドやバフの選定は下の、[磨きパターン例] を参考にしてください。
- マシンにバフを装着します。バフは必ずパットの中央に装着してください。
- バフにコンパウンドを直径1cm程、2ヶ所付けます。マシンのコードはボディーに接触しないように、肩に掛け背中に垂らしてください。
- ボディーにバフ全体を軽く押し付けて、マシンのスイッチを入れ、約40cm四方の範囲を囲むようにコンパウンドを伸ばします。
- 続けてバフが軽くつぶれる程度(ウールバフの場合は押し付け過ぎない)押し付けたら、8.で伸ばしたコンパウンドをすくっていくように、右から左、左から右、上から下、下から上・・・と順序良く均一に40cm四方の範囲を磨きます。
- 白い粉が出始めるとコンパウンドが切れた合図ですので、コンパウンドを補充して次のパートに移るか再度同じ部分を磨きます。
- 塗装面が白く曇っている場合は、コンパウンドがまだ残っていますので曇りがなくなるまで磨いていきます。
- コンパウンド粉や曇りの除去にはミクロクロスを使うと便利です。
- 一連の作業を繰り返してボディ全体を磨き、最後に超濃縮シャンプーで洗車して終了です。
- 段階的な磨き(粗→細)を行なう場合、1段階目の磨きが終わったら必ずボディーを超濃縮シャンプーで洗車しバフも新しいものに交換してから次の段階に進んでください。前段階の粗いコンパウンドによるカスや余剰分が塗膜やバフに残ったまま次の磨きに移っても、仕上げ用の細かいコンパウンドの効果・性能を発揮する事はできません。
[磨きパターン例] - ▼濃色車(ブラック、ネイビー、レッドなど)の場合
- ウォータースポットの除去/1-L&ウールバフでキズ除去→シャンプー洗車→2-L&超微粒子バフで仕上げ→☆(必要に応じて)
☆(必要に応じて)=シングルアクションで仕上げてもオーロラ状のバフ目が目立つ場合はさらにダブルアクションもしくはギアアクション/+2-L&超微粒子バフで仕上げてください。
- ▼淡色車(ホワイト・シルバー・パールなど)の場合
- ウォータースポットの除去/1-L&ウールバフでキズ除去 → シャンプー洗車 → 1-L&細目バフで仕上げ→☆(必要に応じて)
☆(必要に応じて)=シングルアクションで仕上げてもオーロラ状のバフ目が目立つ場合はさらにダブルアクションもしくはギアアクション/+2-L&細目または超微粒子バフで仕上げてください。
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